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ある時はカラーセラピスト、ある時は母、ある時は一人の人間として、日々の出来事や感じた事を、愛情たっぷりのメッセージと共に綴り、活動情報も送ります。


by euphoria_383
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ゴッホと色

   以前、某中学校で、「ストレスと色」についてお話させて頂いた時、

 ゴッホのことを取り上げました。そのことを、ご紹介したいと思います。

  彼の描いた「 ひまわり 」 なんて、強いイエローなんだろうと思ったのです。

「 ひまわり 」 は黄色だから、不思議ではないけれど、彼の生涯から見ると

このイエローに何か訴えたい物でもあったのではないだろうか!?

 と感じ、彼の作品を興味深く見てみることにしました。

アルルの生活であり、制作の場であった 「 黄色い家 」 

 これは、ゴーギャンを迎える家でもあったのですが、なぜに 「 黄色 」??

そして、面白い事に、その家の寝室の内装は、全て 「 ブルー 」 で、塗ってある。

  揺れ動く心を寝る時だけ、冷静に保ち、自分を見つめ直したかったのか!?

彼の作品の色使いは、主に 「イエロー、ブルー、オレンジ 」 が多いように思います。

 作品のタイトルにしろ、「 オリーブ畑とオレンジの空 」 「 オリーブ畑と黄色の空 」

「 青い麦畑 」 「 青麦畑と糸杉 」 など・・・

 ここで、私なりの分析は・・・

 彼にとっての 「 黄色 」 これは、彼の人生の 「 光 」 であり、 「 希望 」 でもあり、

そして、生きることへの 「 生への執着 」 と同時に、

常に 「 不安と恐怖 」 の戦いであり、何かにおびえていたのではないでしょうか!?

 彼の性格は、「 神経質 」で、おまけに 「 プライドが高い 」 

ブルーからは、「 自分は、何の為に生きているのか!!」 を常に哲学的に考え、

自分の内面を深く見つ続けていたのではないかな。  

また、宗教色から、かなりの信仰心が感じられる。

 聖母マリアの衣の色がブルーだったことから、 「 慈悲の色 」とも言われているのね。

 「 ブルー 」 は何もかも、優しく包みこむことから、

     「 母への愛情 」をも、うかがい知ることが出来る。

彼は、物事を深く考える一方、女性に対して、深い愛情を求めていたのではないかな。

ゴッホの少年時代のエピソードはあまり多く語られてはいませんが、

母アンナは、自然をこよなく愛し、その愛を、刺繍や、絵で表現していたらしく、

ゴッホも同様に、母の影響からか、自然が大好きで、鳥の巣や、昆虫集めを楽しんだらしい。

「 ブルー 」 でイメージする物の中に、「 空 」 があるよね。

そこから見ると、「 飛躍 」 飛び立ちたい、もっと思いっきり羽を広げて

羽ばたきたかったのかな。

  「 オレンジ 」 は、人恋しさを表わす事から、沢山の人に囲まれて、

愉快に 画家としての人生を送りたかったのではないだろでしょうか。

 彼の体調を想像したら  ←色で、体調までわかるんですよ!!

「 胃腸障害 」 に悩まされてはいなかったかな!?

 おまけに、

「 ヘビースモーカー 」 で 「 肺 」が気になるな!!

 残念なことに、彼は、自殺で、生涯の幕を閉じました。

  口下手な彼は、自分の思いを絵で表現して、

                自分に葛藤し続けたゴッホだと推測してみました。

    
   いかかでしょう?
 
  会って話をした人でも、知り合いでもないから、全て、私の憶測でものを言っております。

ご了承下さいね。 (*‘-  ^*)-☆ 
 
by euphoria_383 | 2009-10-17 15:04 | ダイアリー